2011年4月30日土曜日

Jばいぶる聖書データ変換

Jばいぶるの聖書データからPocketSwordに新改訳と口語訳をインストールする方法をご紹介します。

重要事項として、WindowsのPCかノートを持っていて、iPhoneが無線LANに繋がる事が必須になります。

1. DTXファイルをOSISに変換

DTXファイルとはJばいぶるに同伴されている聖書データのフォーマットです。
これをOSISという中間フォーマットに変換します。

それには、以下のプログラムを使用します。
http://openlp.4j4u.net/jbible2osis/
上記のプログラムは、非常に簡単で見ての通りなので、詳しくは割愛します。
普通にDTXからOSISに変換するとSwordモジュールも作成というボタンが表示されますので、それをクリックして下さい。

出力先に指定した場所に、xmlという拡張子のファイルのほかにzip拡張子のファイルが表示されます。それがSwordモジュールです。

(同じく無償のPC向けの聖書研究ソフトSwordProjectなどもこのデータが使えます。
http://www.crosswire.org/ftpmirror/pub/sword/frontend/win32/v1.5/sword-win32-1.5.11.exe)

しかし、Jばいぶるのバージョンによっては、スムーズに行かない場合があります。お気軽にここでもご質問下さい。

2.PocketSword側の拡張データメンテモードをオンにする。
PocketSwordを起動し、その他⇒個人設定⇒拡張データメンテモードをオンにします。

3. 拡張データメンテモードを起動する。
聖書⇒右上の聖書一覧をタップ(聖書の切り替えに使うボタン)⇒右上の+ボタンをタップ⇒右上のフォルダの形をしたボタンをタップ⇒拡張データメンテモードをタップ

すると、無線LANに繋がっているとhttp://192.168.1.21:43435のような文字列が表示されます。

4. PCでInternet Explorerを起動して、アドレスバー(http://yahoo.co.jpのようにアドレスが表示されるところ)に先ほどのステップ3.でiPhone側で表示されたhttp://192.168.1.21:43435のような文字列を入力して、Enterを押します。

すると、以下の画面が表示されます。



参照ボタンをクリックして、ステップ1.で作成したZipファイル(恐らくSnki.zipかKug.zip)を選択して、Submitをクリックします。

選択したZipファイルのファイル名(新改訳であれば、SNKI)がPocketSwordの聖書一覧に追加されたら成功です。

2 件のコメント:

  1. 分かりやすく解説をありがとうございます。
    使い慣れた日本語聖書を導入する事が出来て本当に助かっています。

    要望ですが、日本語の「注解書」「聖書辞典」もPocketSwordで使えたら嬉しいです。「聖書辞典」こそモバイル環境で需要があると思っています。
    もし実現すればますますパソコン離れしそうですが(笑)

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  2. mmさん、通知設定ができておらず、コメントいただけた事に気がつけませんでした(汗

    実際にお役に立てたという反応が頂けて、感謝です。ほかの方の環境で、このような説明でご理解頂けるか不安でした。

    注解書や聖書辞典もデータを頂ければ、変換プログラムをお作りしますよ。データはテスト完了後に、消去致します。

    ただし、注解書の元データに聖書箇所の関連付けがない場合、読んでいる箇所に合わせて、聖書と注解書を切替読みをする事はできません。

    聖書辞典に関しても、辞典としてインデックスから開く事はできても、聖書のテキストからワンタップで気になった単語を開くといった使い方はできないと思います。(元のテキストのデータに聖書辞典への関連付けが必要。その場合、ストロングズナンバーが振られた口語訳初版の方が需要が高いかも)

    それができるようにPocketSwordの開発者に、要望として上げて見ますが、ほかに優先順位があるので、実装がいつになるかは分りかねます。

    コメント頂き、本当にありがとうございます。

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