2010年5月1日土曜日

バージョン1.2.2

0.0.1しか上がっていないのに、たくさんのアップデートがなされています。

1. 日本語公式対応

英語と日本語がミックスされていて、仮対応という状況でしたが、公式に対応しました。(まだ一部抜けがありますが、操作には差し支えないと思われます)

一部聖書研究の専門用語で間違いがあるかも知れません。その際はコメント下さい。

2. 箇所指定の高速化


聖書を閲覧する上で一番重要な、特定の箇所を開く機能が更新されました。
多くの聖書ソフトは、iPhone標準のスクローラを使っていて、新約聖書を開くまで旧約すべてをスキップしなくてはならなかったり、詩篇119章を開くには、なかなかの筋力を必要としたりします。個人的には、大分早くなったと思います。

3. ストロングズナンバーサポート


これは、凄い。聖書データにストロングズナンバーが振られている場合、単語の上のSをタップすると辞書が直接引けるという機能です。

もう完全に聖書研究ツールです。

残念ながら、日本の聖書にはストロングズナンバーが振られている聖書データがありませんし、ストロングズナンバー辞書もありません。

公協訳プロジェクトでは、翻訳をしながらストロングズナンバーを振り、ストロングズナンバーで索引される辞書を構築していますので、ご協力できる方は 公協訳プロジェクト へどうぞ。

初期設定ではオフになっていますので、試したい方は、
その他>個人設定>ストロングナンバー>表示 を オンにしてください。

4. 形態サポート

形態といっても何のことかさっぱりです。この機能をオンにすると、単語の上にMと表示され、それをタップする事で、原語における文法的な扱いを表示してくれます。動詞で、三人称単数過去形であるとかそういう事です。これは、翻訳過程で翻訳対象の言語では表現できない文法を原語を解さない人でも知ることができるようにするためです。

同じく、日本語の聖書データには、形態サポートされている訳がありません。
公協訳は同様にサポートしていきます。

5. ユーザー定義拡張データ手動インストール
拡張データ(モジュール)をユーザーが自分でPocketSwordに組み込む事ができる機能です。
新共同訳や新改訳も、データ変換さえすれば、組み込む事が出来ます。
jBibleからSwordの拡張データへの変換プログラムはありませんし、jBibleの利用許諾的に、行って良いものかわかりませんので、自己責任でお願いします。

他にもぼちぼちと小調整が入っていますね。